昨日仕込み中に様子を確認したりはしたものの、本格的な舞台稽古は今日からということで、稽古場で試行錯誤してきたことが「イキ」となるのか、それとももう一度「ゼロ」からのスタートとなるのか、見極めるための重要な日、それが今日でした。
大きな空間で巨大なセットを組むときはとくに、そこに立つ人間がどんな風に見えるのか、稽古場でつくってきた動きが効果的かどうか、予測がたてにくく、わからないことが多いです。いくら経験を積んでも、シミュレーションを重ねても予測不能の部分というのはあるものです。
KAATとの共同制作では、修正をしながら本番に向かっていくことができるので、だからこそ大胆な実験もできるわけですが、要所要所にやってくる、このままゴーなのか、それとも踏み止まるべきか判断するポイント。今日がまさにそれでした。
結果、当初は思いもよらなかった変更が生じた今日。たたかいはいよいよ明日からです!